タイ人が日本で買い物をする際、どこで何を買っている?

  • 2020年12月7日
  • 2021年11月5日
  • コラム
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タイ人が日本でよく買い物するのは何か

タイ人観光客が訪日時に購入することが多い商品は、以下のようなものです。

①お菓子

タイでは、日本で販売されているお菓子類の人気が高いことに加え、1つあたりの単価が安く購入しやすいことから、多くの観光客に選ばれています。

タイ国内でも日本のお菓子類は販売されているのですが、価格が日本の3倍ほど高く、安く購入できる日本で大量に購入する方が多いです。

 

②化粧品

日本製の化粧品は品質が高いことで有名でお土産としての人気も高いです。

タイ人の肌とも相性が良く、まとめて購入していく方が多くいます。

また、女性だけでなく、男性からも化粧品は選ばれており、お土産にも人気です。

どちらかというとプチプラのようなブランドではなく、資生堂のSK-IIなどのデパートによくある高価な化粧品ブランドが選ばれている傾向があります。

 

③衣類

服やかばん、靴などのファッションアイテムも広く選ばれています。

タイ人はファッションのこだわりが強いですが、日本のファッションはタイでも評価されており、お土産はもちろんのこと、自分用に購入していく方が多いです。

タイ人が日本で良く買い物をする場所はどこ?

タイ人観光客が買い物をする場所として、特に多く選ばれているのが気軽に入店できるコンビニです。 

どこにでもあって24時間買い物が出来るコンビニはタイ人にも大人気。

朝・晩の食事はコンビニで済ます旅行者もいたりします。

訪日タイ人が必ず訪れると言っても過言じゃない人気店の1つに「ドン・キホーテ」があります

各都道府県の中心エリアに構える店舗展開・観光が終わった後に行ける24時間の営業体制・商品ポップの多言語説明(値札や商品説明ポップなど)

様々な決済方法を採用していることも魅力の1つです。

もう1店舗有名なお店が都内に店舗を構える「多慶屋」です。

「多慶屋」は会社にタイ人スタッフを採用し、FacebookやYouTubeなどのSNSを活用しタイ語でタイ人に向けて情報発信をしています。

多慶屋の施策に関して詳しく知りたいという方は「なぜ訪日タイ人は多慶屋に足を運ぶのか? SNSで拡散したくなる3つのポイント」をご覧ください。

また、100円ショップとして有名なダイソーも人気です。

ダイソーはタイにもありますが、価格が日本よりも高いため(1つ60Baht:約200円)、旅行で日本を訪れたついでに気になっていた商品をまとめ買いして行く人もいます。

タイ人が日本の商品購入でよく利用するECサイトについて

日本の商品を購入する際に特に選ばれているECサイトといえば、東南アジア最大級のECサイトであるLazada(ラザダ)が挙げられます。

特に品ぞろえが豊富なことから「タイのアマゾン」とも呼ばれていて、食品のほか、様々なブランド品や家電製品なども充実しており注目されています。

また、専門系のECサイトを通じて購入している方も多いです。

何が選ばれているかを理解したうえで戦略を

買い物でタイ人観光客の心をつかみたいと考えている小売り系業者の方のために、どのような商品がどこで購入されているのかについてまとめました。

販売戦略を立てる際、今回ご紹介した内容を参考に、どのように販促展開をしていけば良いのか検討してみてはいかがでしょうか。

最後に

訪日タイ人向けのプロモーションを検討されている自治体様、地元の小売店様と連携するような施策の検討はいかがでしょうか。

「観光」と「買い物」を結ぶネットワークの構築です。

具体的な展開例としては「タイ語の観光&買い物マップ」の制作(WEB・印刷物)です。

内容は、観光地と小売店の紹介に加え、観光と買い物を効率よくまわるルートなどの情報提供です。

また、観光と買い物だけでなく「飲食店」を加えるのも良いかも知れません。

タイ語の制作物は当社でも承っています。よろしければ一度ご相談ください。