タイ人集客施策①食べ放題

  • 2021年9月24日
  • 2021年11月5日
  • コラム
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Bangkok Postによると、タイには約7万を越える飲食店(屋台含まず)があると言われています。
(出典:Bangkok Post

その種類も、東京にある飲食店に負けないくらいバラエティに富んでおり、
バンコクに住んでいると、彼らの食に対する”探求心”の強さを改めて実感します。

中でもタイ人が大好きなお店のジャンルの1つに「食べ放題」店があります。
今回はタイ人に人気の食べ放題の店を紹介しながら何故食べ放題が人気なのか?を紹介したいと思います。

タイ人は昔から食べ放題が好き

訪日タイ人旅行者が行く人気の飲食店で、昔から有名なのが「食べ放題のお店」です。
中でも新宿の「六歌仙」や札幌にある海鮮バイキング「難陀」には、連日多くのタイ人が訪問したと言う話は聞いています。

2021年9月1日からタイ国内もロックダウンが緩和され、商業施設内での飲食が可能となりました。
※店内の入場者数に制限はあります。

その結果、土日の商業施設には多くのタイ人が戻って来ています。
来場者が1番多いと感じるのがランチの時間帯で、中でも際立って行列を作っているお店が食べ放題のお店「Sukishi」でした。

食べ放題の店舗は全体的に多くの待ちを作っていました。

タイにはSukishiの他に数多くの食べ放題のお店があります。

タイで有名な食べ放題のお店

1.Shabushi(寿司&しゃぶしゃぶ)
2.Mo-Mo-Paradise(しゃぶしゃぶ&すき焼き)
3.BAR・B・Q PLAZA(しゃぶしゃぶ&焼き肉

4.Aka(焼き肉)
5.Akiyoshi(すき焼き&しゃぶしゃぶ)

上記に上げた他にも多くの食べ放題の店があり、どこもそれなりの集客に成功しているので疑問に思った筆者は
社内のタイ人スタッフに何故食べ放題のお店が好きなのか聞いてみました。

タイ人スタッフに聞いた食べ放題が好きな理由

①決まったお金を払えば、全部食べることが出来るので安心。
②好きなものを好きなだけ食べれるなんて夢のよう。

他にも同じような回答がでましたが、要約すると「決まった金額(安心)でお腹いっぱい(満足)になるから」と言うことでした。
平均的なタイ人の初任給は15,000Baht(約5万円程度)です。そんな彼らにとって、彼女とのデートで一品100Bahtや200Bahtするお店で総額に怯えながら食事するよりも、最初から金額が明らかな食べ放題を選ぶ方が賢明と言うことでしょうか。

タイ人集客を狙う上で「食べ放題」は、重要なキーワードです!

食べ放題が好きなタイ人に対して集客メニューの1つとして食べ放題を用意するのはアリだと思います。

お寿司・焼き肉・しゃぶしゃぶ。

このあたりは既にたくさんの店舗がタイに出店し、数多くのお客様を獲得しています。
今後、まだタイにあまりないジャンルでの食べ放題の出店となれば話題性もあり、きっと集客も期待できると思います。

例えば、「スイーツまたはフルーツ食べ放題」の飲食店の出店など。
タイへの進出、心よりお待ちしております。

まだ少し先になるかもしれませんがインバウンド集客を考えた上でも食べ放題は重要なキーワードです。

自治体担当者様であれば、この時期だからこそ市内にある食べ放題のお店を調査し、インバウンド対応の有無などを確認、
可能であれば訪日旅行が動き出したタイミングでPRに協力してもらうなど、今のうちに仕掛けて置くのは良いことかと思います。

次回、タイ人集客施策②ではOMAKASEを紹介予定です。こちらもお楽しみに!