訪日外国人が押し寄せるきっかけを作った1枚の写真

「日本」を感じる絶景スポット!行きたい!と思わせた1枚の写真

富士急行線の下吉田駅にある「新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん)」をご存知でしょうか。
日本人にとってはあまりなじみの無い場所です。
ここは、訪日外国人旅行客向けのガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン改訂第4版」の
表紙に使われたことで火が付いた撮影スポットです。

タイ人をはじめ様々な国の外国人が、写真に収めたい場所として訪れるようになりました。
富士山、桜、五重塔。日本人にとっては普通の景色でも、外国人にとっては「日本」を一枚の写真に
収めることができる絶景スポットのようです。

タイ人の写真好きは世界一⁉

ところで、タイ人は写真好きで有名です。私見ですが、もしかすると世界一かもしれません。
特に若い女性は、観光地では景色をバックに、飲食店では料理を手前に置く自撮り写真が欠かせません。
スマホのカメラ以外にも、一眼レフやミラーレスカメラなどを旅先に持参する方々も多いようです。
中にはプロ並みのテクニックを持つ方もいらっしゃいます。

たとえば、スチール写真のテクニックを紹介する「kanbokeh」さんのタイのYouTubeサイト登録者はなんと!76万人。

https://www.youtube.com/channel/UC-z7VouoGEHEWf_cDhoN-dA

カメラ好き、写真好きが多い日本でもここまでの登録者を誇るサイトは、なかなか無いと思います。
タイ人がいかに写真好きかが、わかる一例ですね。

10 Amazing Creative Beach Phone Photography Ideas Easy To Try.

 

 

Pro vs. Amateur Photographer shoot Props/Portrait (Easy Photography Ideas).

 

探してみませんか?
‟日本を感じる”地元の撮影スポット

話を戻します。皆さんの地元にもそんな魅力的な撮影スポットがあるかと思います。
もしかすると、気が付かないだけかもしれません。
そこで、“写真映え”という視点で、地元を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

見慣れた当たり前の風景でも、外国人にとっては「日本」を感じる場所かもしれません。

新たな名所が生まれる可能性も!

特に近年、リピーターが多いタイ人は、人が知らない場所を訪れたいという思いが強いようです。
そんな彼らを取り込むきっかけとして、魅力的な撮影スポットを提案するのはどうでしょうか。

そんな撮影スポットを探すには・・・

例えば、自治体様や企業が主体の「フォトコンテスト」を実施するのも一手段です。
目的は、外国人旅行者向けのパンフレット、ホームページ、SNSへの掲載です。

対象は地元に住むプロ、アマ問わず幅広く募集します。
彼らの協力を仰ぐことで、以外な発見があるかもしれません。
※応募時には、撮影月日、時間帯、場所、行き方などの詳しい情報も記載していただきます。
※地元の外国人向け観光サイトで日々更新して紹介するのも良いかと思います。

それが、写真に目の肥えたタイ人の目にとまり、その場所に行ってみたいと思い、実際に来ていただく・・・
さらに、彼らの写真がFacebookやInstagramで拡散!!みたいな話題づくりが実現するかもしれません。

タイ人に伝える方法は?

次のステップは、その魅力的な撮影スポットを伝える手段です。

①地元を紹介するタイ語観光サイトへの掲載
②タイ語のチラシ、ポスターを制作し、観光案内所や駅などでの情報発信
③訪日タイ人向けの旅行サイトでの掲載
などが、主な方法かと思います。

この他にも、当社が連携する訪日観光客向けサイト「fromJapan」では、

https://fromjapan.info/th

在日タイ人ライターを活用した現地への派遣+取材を実施しています。

また、タイ人インフルエンサーによる訪日+取材、

インフルエンサーのSNSで紹介するプロモーション等ご用意しています。

「写真映え」という切り口での施策展開を考えてみてはいかがでしょうか。