今求められる訪日タイ人の旅行スタイルに合わせた取り組みとは?

  • 2020年8月25日
  • 2021年11月5日
  • コラム
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訪日タイ人をターゲットに日々、効果的な集客方法を検討し、実践しているが、なかなか効果が出ない。

また、思いつくアイデアや切口に限界を感じており、新しいひらめきが必要だと感じている担当者の皆様。

当記事では、タイ人の旅行スタイルを主テーマとして掘り下げており、集客施策を検討する上で必要な情報をお伝えします。

訪日タイ人の旅行スタイルを可視化されたデータで再認識することで、新たな集客施策を生み出すきっかけとなれば幸いです。

訪日タイ人の旅行スタイル

早速、訪日タイ人の旅行スタイルを掘り下げていきます。

訪日タイ人が最も日本に訪れる時期は4月の春、10月の秋、12月の冬です。

理由は、日本の四季の魅力は当然ながら、常夏のタイからは避暑地としての需要もあります。

誘致先が雪国であれば、雪に馴染みのないタイ人には強い訴求ポイントです。

また、観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、観光目的の旅行対象者は団体旅行が32.9%、個人旅行が67.1%と、個人旅行者の割合が増えています。そのため、集客施策の検討ベースは、団体よりも個人に焦点を当てたプランが合理的です。

タイは世界で一番の親日国でもあり、リピート率は70%を誇ります。
タイ人のインバウンド消費額は2019年に1734億円と最高値を記録しており、今後も市場の拡大に期待が持てます。

一人あたりの消費額は約13万円となっており、内訳は

1位:買い物代 32%
2位:宿泊費 29%
3位:飲食費 23%

という構成です。

訪日タイ人を集客する方法

訪日タイ人の旅行スタイルを把握できたら、次は集客施策の具体的なポイントを押さえましょう。

その一つは、海外から旅行に来る際、OTAを利用して旅行プランを立てる方が多い点です。

OTAとはOnline Travel Agentの略称で、日本では「楽天トラベル」や「じゃらん」、「エクスペディア」と言ったオンラインで手続き出来る旅行会社を指します。

各自治体や旅行会社などは「OTAの利用者を集客したい目的地へ、どのように導くのか」という視点を持つことが重要です。

また、訪日タイ人は日本へのリピート率が高く、利用者のニーズを満たしたサービスや還元システムを構築、提供できれば長期的に利用者を囲える可能性もあります。

例えば、“キャッシュレス・ポイント還元”のような、現金支払いからクレジットカードや電子決済に切り替わっています。
日本はキャッシュレスの導入が遅れているので、キャッシュレス決済が普及している国々から訪れる旅行者は不便だと感じ、売上の機会損失となります。

特に、店舗を持っている企業様やオンライン上で予約や購入ができる会社では、キャッシュレス対応が集客の要になると言っても過言ではありません。

訪日タイ人の集客に向けた「まとめ」

ここまでの情報を改めて整理します。

・訪日タイ人の旅行スタイルは団体から個人へ
・タイ人の訪日リピート率は70%を越える
・LINEなどの大手もOTAサービス提供に乗り出している

などが挙げられます。

中でもリピート率70%というデータは、集客施策を打つうえで欠かせない要素です。

新規顧客へ向けた施策、リピーターに向けた施策など多角的にアプローチできるためです。

訪日タイ人の旅行スタイルを改めて認識し、集客施策に活かしましょう。

集客施策を検討する中で、「タイ語が堪能なスタッフが必要」など、コミュニケーションの課題が浮上した場合は、当社からタイ語に精通した日本人スタッフの派遣も可能です。

弊社では訪日タイ人の集客をご検討されている方々を全力でサポートさせて頂いております。お悩みやご相談がありましたら、お気軽にご相談ください。