コロナ禍の在タイ日本人!1カ月の生活費と1日あたりで使える金額を紹介します!

  • 2021年8月5日
  • 2021年11月5日
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コロナ禍の在タイ日本人!1カ月の生活費と1日あたりで使える金額を紹介します!

タイに駐在が決まった人や、タイへの移住を検討する人にとって、タイで生活する生活費はいくらくらい必要なのか?
気になる方も多いかと思います。

そこで今回は、タイで暮らす在タイ日本人が1ヶ月に使う生活費を簡単に紹介し、その後1日に使う生活費(主には食費)を紹介したいと思います。
もちろん収入により使用金額はぜんぜん違うので、今回は日本人現地採用の最低給与「50,000バーツ=約175,000円」を基準に考えます。

※簡単に計算するために1バーツ=3.5円で計算しています。

現地採用日本人の目安(1ヶ月に使う生活費:50,000バーツ)給与の内訳

手取り約48,000バーツ(保険や所得税引かれた手取り)

・家賃:5,000-15,000バーツ(17,500円から52,500円)
・水道光熱費:2-3,000バーツ(7,000円から10,500円
・貯金:10,000バーツ(35,000円)

残り20,000バーツ(70,000円)から29,000バーツ(101,500円)が食費・交際費・娯楽費などに充てられる金額です。

家賃に関しては以前の記事「教えます!バンコクで家賃2万バーツ以下の住まいの探し方!」で記載した通り
50,000バーツの給与であれば平均的に5,000バーツから高くても15,000バーツまでに抑えている方が大半だと思います。

水道光熱費に関して

・水道代
タイの水道代はとても安いです。
1ユニット当たり◯◯バーツと言う単位で計算されており、単価は済む物件によって違ったりしますが
単身で住む場合1ヶ月200バーツ(約700円)もいかないことがほとんどです。
家族でも500バーツ(約1750円)いかないことの方が多いと思います。

・電気代
タイの電気代は物価から見ると高いと思います。
1ユニット当たり◯◯バーツと言う単位で計算されていて、水道と同じくユニットの単価は物件によって違います。
電気会社からの直請求であれば1ユニット約4バーツ(14円)
電気代マンション払いタイプであれば1ユニット約7-10バーツ(24.5円から35円)と貸主が電気代に利益を乗せて請求しているケースもあるのでご注意ください。

電気代は家に付いているクーラーのタイプ(古いか新しいか、ルームタイプかビルドインタイプか)で請求される電気代に大きな差があります。
広い部屋でクーラーが古く、ビルドインタイプで高稼働していると電気代は単身で2,000-4,000バーツ(7,000円から14,000円)なんてこともあるので
家を選ぶ時はクーラーが新しいかどうか、またはルームタイプかビルドインタイプかを確認するのは大事なポイントです。

・ガス代
日本人が住むであろうアパートやコンドミニアムでガスを引いてる物件が少ないため
ガス代に関する情報はわかりません。
申し訳ないです。

・携帯代
タイの携帯代は昔の日本と比べるとかなり安いと思います。
今でこそ日本も格安Simや総務省の携帯料金引き下げなどの要請もありかなり安くなりましたが
タイでの携帯代は1ヶ月1,000バーツ(3,500円)もあればネット50GBや無料電話も付いたプランが選べてかつお釣りがもらえると思います。
平均600-800バーツ程度(2,100円から2,800円)

・自宅のネット代
自宅でネットを引いてる人も多いと思いますが基本多くの人が自分の使ってる携帯のキャリアと同じ会社のネットを使っていると思います。
それによりプランも格安プランが出てたりするので、こちらの費用も平均的には300バーツ(1,050円)から700バーツ(2,450円)くらいで収まります。
動画見放題プランが付いてたり、衛星放送が見れたりとプランによって金額が上下します。

結果:毎月の水道光熱費で1番占めてくるのが電気代なので、ここを如何に節約するかで
毎月のお小遣いが増えることにも繋がります。

その他で使うお金に関して

50,000バーツの収入の中から生活費として1番お金がかかるのが「食費・交際費・娯楽費」だと思います。
今回はその中でも、ほぼ毎日掛かる「食費」が1日どのくらい必要かを紹介したいと思います。

タイの現地採用最低給与50,000バーツから貯金までしようと考えると、この「食費」を如何に抑えるかがかなり重要です。

MC_Noppadol / Shutterstock.com

一般的な1日の食費

・朝食
朝はコンビニで済ます人もいるかと思いますが

NATTAPON JUIJAIYEN / Shutterstock.com

コーヒー:約30バーツ(105円)
菓子パン:約10から30バーツ(35円から105円)
水:約7-10バーツ(21円から35円)
ヤクルト:約10バーツ(35円)
ヨーグルト:約15バーツ(52円)
バナナ:約10バーツ(35円)

平均的に上のメニューからその日の気分で選んで50バーツから70バーツくらいで済ましています。

とある日のリアルな朝食約56バーツ(196円)(水7バーツ・コーヒー30バーツ・菓子パン12バーツ・バナナ7バーツ)

・昼食
昼食も何を食べるかでその日の食費が大きく変わります。
タイのローカルフード:約40バーツから60バーツ(140円から210円)
タイフードデリバリー:約80バーツから120バーツ(280円から420円)
ファストフード(マックやバーガーキング):約100バーツから300バーツ(350円から1,050円)
日系レストランのデリバリー:約100バーツから400バーツ(350円から1,400円)
イタリアンのデリバリー:約140バーツから500バーツ(490円から1,750円)

食費が出費のウエイトを占めてくるのが昼食と夕食になると思います。
毎日タイのローカルフードを食べれる人であれば、一日の出費は約300バーツ(1,050円)で抑えることが出来ると思います。

しかし、たまに日本食やそれ以外の食事をしようと思うと日本のワンコインライン(500円=約150バーツ)より遥かに高くなることのほうが多い気がします。

・夕食

StarvingLele / Shutterstock.com

夕食も基本的には、昼食で記載したジャンル分けによって値段が変わるので、タイのローカルで済ませることが出来る人は比較的安く済みます。
しかし、現在はコロナ禍及び店内飲食禁止の為、行くことは出来ませんが毎晩居酒屋で飲み食いするような人は夕食の出費は相当大きくなってきます。

とある日系の居酒屋のメニューを見ても
・アサヒビール:約140バーツ(490円)
・刺盛り:約400バーツから600バーツ(1,400円から2,100円)
・冷奴:約70バーツ(245円)
・たこわさび:約120バーツ(420円)
・だし巻きたまご:約120バーツ(420円)
・えいひれ網焼き:約120バーツ(420円)
・海鮮サラダ:約360バーツ(1,260円)
・串盛り9本:約300バーツ(1,050円)
・ほっけ開き:約260バーツ(910円)

このようにやはり日本から輸入した食材を使った料理は日本の居酒屋で食べるより遥かに高額になっていることが多いです。
その為、毎日居酒屋で晩酌しながら御飯を食べたい人は夕食の予算を毎日1,000バーツ(3,500円)から2,000バーツ(7,000円)くらい確保する必要があります。

家で晩酌するのがメインの方へ参考にタイのビールの価格を記載します。
・シンハビール1缶:約40バーツ(140円)
・チャンビール1缶:約40バーツ(140円)

まとめ

在タイ日本人に限らず1日の出費で大半を占めるのが食費となります。
毎日毎晩タイのローカル屋台フードで食事を済ませる人であれば1日の生活費は約300バーツ(1,050円)で収まります。

しかし昼食は日系レストラン・夜も居酒屋となると1日の生活費(主には食費)は500バーツ(1,750円)から2000バーツ(7,000円)とだいぶ金額差が出てきます。

この食費を出来る限り安く抑えて、その分を娯楽費に回したり出来るのもタイの良いところです。

日本もタイもコロナ感染者が増え続けており、時には美味しいものを食べてこの状況を乗り越えていきましょう!