タイ人が日本旅行を選ぶときの検索意図とは? Webサイトで重要視するべきこと

  • 2020年9月13日
  • 2021年11月5日
  • コラム
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訪日タイ人を中心にインバウンド集客を考えているけれど、Webサイトの活用方法がわからない。そんな悩みを抱えていませんか?

大切なのはユーザーの検索意図を把握すること、特にタイ人の心理をつかむことです。集客に役立つWebサイトにしたい企業様は、ぜひご一読ください。

Web上での検索意図を把握すること

インターネットの発展により、スマホ検索が一般的になった現代社会では、さまざまなWeb検索方法があります。

検索時に欠かせないのが「SEO対策」です。検索結果の上位と下位ではアクセス数に開きがあり、上位に表示されるために「SEO対策」を施します。

そして「SEO対策」の効果を高めるのが「検索意図」。
ユーザーの検索ワードの裏にある「検索意図」に沿ったコンテンツとすることでSEO効果が発揮されます。

したがって、Web上で情報発信をするときには「検索意図」が最も重要なのです。

「検索意図」の前に、「検索クエリ」という言葉を聞いたことはありますか?
ユーザーが検索窓に入力した語句のことです。「検索意図」はこの「検索クエリ」からを読み取ることができます。

情報収集をしたいユーザーがよく使う「検索クエリ」は4つあります。

・基本情報を知りたい   → 「○○ とは」
・共感したい、相談したい → 「○○ 感情を表す言葉(好き、嫌い、怖いなど)」
・問題を解決したい    → 「○○ 方法」「○○ やり方」
・比較検討して選びたい  → 「○○ △△ 比較」

しかし中には複数の受け取り方ができる「検索意図」もあります。読み間違えると成果は出ません。

そのため「検索意図」の背景まで考える必要があります。背景を探るには3つの方法があります。

・検索クエリで実際に検索して、上位に表示されるコンテンツを確認する
・検索窓にキーワードを入力したときに表示される候補キーワードを見て、どんなことを検索する人が多いのか探る
・Q & Aサイトを見る

「検索クエリ」から「検索意図」を読み解き、さらに検索した背景まで考えることでよりユーザーが求めるコンテンツを作り上げることができます。

タイ人が日本旅行を検索するときの傾向

では、タイ人が日本旅行について情報収集する時の「検索意図」について考えてみましょう。

訪日タイ人が最も訪れるのは4月です。次いで3月、10~12月となります。桜や紅葉を楽しむ季節や、タイにはない雪の降る季節が人気なことから、桜の名所や紅葉の名所、スキーやスノーボードを楽しめる場所を訪れることが予想できます。

・日本旅行เที่ยวญี่ปุ่น 春ฤดูใบไม้ผลิ 桜ดอกซากุระ
・東京โตเกียว 桜ดอกซากุระ 観光スポットจุดท่องเที่ยว
・東京โตเกียว 春ฤดูใบไม้ผลิ 花見ชมดอกซากุระ

上記の時期やトレンドに沿った”検索キーワード”から需要があることが考えられます。訪日タイ人は7割がリピーターやビジネス目的、観光目的を問わず個別手配で訪れています。

さらに、JTBの調査によると訪日タイ人の観光案内所の利用率が高いことから、空港からホテルまで、あるいはホテルから観光スポットまでのアクセス情報も必要とされています。

滞在中の支出の内訳は宿泊費、買物代がそれぞれ3割、飲食費2割となっています。

飲食店や買物場所は探す時に必要となるのが、無料Wi-Fiの情報です。検索したり、SNSに旅行の様子をあげたりするために無料Wi-Fiについて知りたいと思っている外国人旅行者は少なくありません。

訪日タイ人の動向、日本旅行時に絶対に訪れるであろう地域や体験したいことなどを、タイメディアラボで提供している「企画書にそのまま使える『訪日タイ人』基本データ2020」から予測してみてはいかがでしょうか。

また来年1月にタイ国内で開催される予定の旅行博に足を運び、現地のタイ人の声を聞いてみるのも最新のトレンドを把握できる機会となります。

まとめ

Webでの情報発信において大切なのは、ユーザーの「検索意図」を知る(想像する)ことです。

検索クエリから「検索意図」を読み解き、さらに検索した背景を考えることでユーザーが求めるコンテンツ作りにつながります。

過去のデータや現地のタイ人の声は「検索意図」を探る手がかりとなります。

弊社提供の「企画書にそのまま使える『訪日タイ人』基本データ2020」では、タイ人の特徴やトレンドなどを抑えつつ、プロモーションに役立つ情報をまとめています。

訪日タイ人のインバウンド集客を考えている企業様必見のデータです。是非ご利用ください。