タイの旅行博に参加するメリットとは?その後の集客活動までをご紹介!

タイの旅行博に参加するメリットとは?

東南アジアの中でも、タイ人の日本旅行への興味度合いは高く、ビザが緩和された2013年以降の訪日タイ人は年々増加しています。しかし、インバウンドビジネスの市場は、地域ごとの集客競争が激しくなっており、差別化を意識したプロモーション戦略が重要です。

タイでは、年間を通してさまざまな旅行関連のイベントが開催されています。中でも最も大きな旅行博であるTITF、日本旅行に特化したFITフェア、タイの国内旅行を取り上げたTTT(เที่ยวทั่วไทย)などが有名です。

【タイで開催されている旅行博】

・Thai international Travel Fair
・Visit Japan FIT Travel Fair
・Japan Expo
เที่ยวทั่วไทย

旅行博はB to Cに向けたチケットの即売が中心で、タイ最大の旅行博TITFでは期間中(4日開催)約50万人の人が訪れます。

また、多くの来場者が日本ゾーンにも足を運び、次に行く目的地を検討している様子も伺えます。

イベントに参加(出展)することで、現地のタイ人に直接アプローチをするチャンスが産まれます。

また、イベント主催者が用意するビジネスミーティングでは、現地旅行会社とコネクションを持つことも可能です。イベントの出展がきっかけで旅行商品の造成に繋がったケースも多々あります。

日本の文化でもあるアニメやグルメがきっかけで、日本旅行に興味を持つタイ人が増え始めました。さらに、首都圏の旅行だけでなく、日本文化が色濃く残る「地方旅行」に目を向けるタイ人も増えていることから、リピーター率が高いことも考えられます。

訪日タイ人の興味を引きやすいのは、旅行価値を高められるグルメや体験を伝えるプロモーションも効果的です。

【タイの旅行博に「出展」するメリット】

・現地旅行会社と商談が行える
・市場調査や情報収集に役立つ
・日本に興味を持つタイ人の生の声が聞ける

タイの旅行博に参加するだけでなく、現地で効果的な広告宣伝が展開出来る媒体を探したり、訪日タイ人に受けるコンテンツなどの調査も重要です。

【タイの旅行博に「参加」するメリット】

・日本旅行のトレンドを知ることができる
・出展企業のリサーチが一度にできる
・タイで効果的なプロモーションを調査できる

展示会に関する詳細はこちらをご覧ください。

旅行博後のプロモーション戦略

旅行博の後は、日本旅行におけるトレンドや訪日タイ人の動向などを基に、Web上で集客施策を実践していきましょう。

効果的な集客を実践するためには、訪日タイ人が多い時期である「冬」や「春」の情報コンテンツは、刺さりやすい傾向が見受けられます。

冬は、タイでは体験できない「雪」や「ウィンタースポーツ」に関連する情報が興味を引きやすく、春は、「桜」や「藤棚」の情報が効果的です。

それぞれの季節について情報発信をするタイミングは、その季節を迎える約2ヶ月前がお勧めです。

※タイ人が渡航するまでの検討期間は平均2ヶ月から6ヶ月

「訪日タイ人のリピート率は約70%」ということから、一般的な情報発信だけでなく、文化体験や自然・アクティビティなど訪日タイ人が好むようなコンテンツ作りが重要です。

タイ人のSNS利用率は東南アジアでもトップクラスです。

そのため、情報が埋もれやすいことを意識し、興味を引き寄せる独自性の強いコンテンツを発信することで良い反応が期待できます。

【訪日タイ人に効果的なプロモーション戦略】

・訪日タイ人のシーズンに合わせた情報発信
・タイ人が知りたい情報をリサーチすること
・独自性のあるコンテンツ発信をする

より多くのタイ人へアプローチするために

「タイで開催される旅行博」と「その後のプロモーション戦略」についてご説明させて頂きました。

訪日タイ人の集客拡大を考えている企業・自治体様は、「タイ人観光客を集客するポイントとは?インバウンド集客のために知るべきこと」もご覧ください。

訪日タイ人の動向から、今後の観光客数も増加することが予測されています。旅行博の出展や現地プロモーションは、認知度や集客力の向上に繋がります。

タイで開催される最も大きな旅行博が毎年1月または2月に開催されるTITFです。

自社の商品・サービスの出展に悩まれている企業様、PRを考えている企業・自治体の担当者様はまず視察に来て見てはいかがでしょうか?

弊社では現地視察の同行・旅行会社へのアポイントなどの業務も対応可能です。是非お問い合わせからご連絡をお待ちしております。