タイ人の訪日ゴールデンルートとは? 日本旅行の動向を調査してみました!

  • 2020年8月7日
  • 2021年11月5日
  • コラム
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訪日旅行のリピート率が高いタイ人は、どの観光スポットを訪れているのでしょうか。その動向を踏まえ、どのような情報発信が集客に繋がるのかを紹介します。訪日タイ人の集客を促進したいと考えている、観光業に携わる企業様は是非ご一読ください。

タイ人が訪れる日本の観光スポット

東京は、団体・個人問わず、訪日旅行の起点となっています。また旅行の楽しみであるショッピングやグルメだけでなく、歴史や文化を体験できるのでリピーターにも人気です。

東京から富士山を経由して大阪へ至る、いわゆるゴールデンルート上にある山梨、京都にも多くのタイ人が訪れています。

富士山は銀行や飲料メーカーによる日本行きの旅行キャンペーンの広告で取り上げられたこともあり、必ず訪れたい観光スポットとなっています。

富士山周辺は、桜や紅葉、雪、イルミネーションなど魅力的な風景やイベントで訪日タイ人に人気です。また、東京からのアクセスがよいことから、パッケージツアーの自由時間に日帰りで楽しむタイ人も多く見られます。

LCCが就航している大阪は、幅広い客層に人気です。タイ国内で開催される旅行博では、大阪周遊パスや関西エリアパスを安く購入できることもあり、事前に購入し訪れる個人旅行者も多くいます。

京都は、写真好きのタイ人が喜ぶスポットが数多くあります。着物で散策する姿を撮影したり、写真映えする神社仏閣、四季の魅力などを楽しんでいます。

常夏のタイにはない紅葉や雪が楽しめる北海道は、初来日、リピーターともに人気です。LCCが新千歳空港に就航し、富裕層だけでなく中間所得層も訪れることができるようになりました。

国交省が認定した広域観光周遊ルートのひとつ、昇竜道(ドラゴンルート)。バンコクから直行便が就航している中部空港を入口とした、中部・北陸地方の9県を含む観光ルートです。特に世界遺産・白川郷や朝市で有名な飛騨高山はリピーターに人気となっています。

訪日タイ人に向けたプロモーションの方法

訪日旅行の1回目はゴールデンルート(東京〜富士山〜大阪)、2回目は関西近郊、3回目は北海道と続きます。そして訪日回数4回を越すリピーターは、次の観光地を探しています。

主要な観光スポットは1~2回目に訪れているので、3回目以降は地方へと目を向けている訪日タイ人が多いのです。スキーやスノーボード、自然体験ツアーや農漁村体験への関心も高まっています。

東京や大阪と言った王道の観光スポットだけでなく、知る人ぞ知る場所をWebで発信する必要があります

例えば、歴史的価値のある有名な神社仏閣ではなく、座禅や写経といった体験型観光の方が効果的です。

しかし、ただ観光地の情報を出せばいいというものではありません。

街中での無料Wi-Fi の有無や接続方法、目的地への交通情報、現金の引き出せるATM といった、快適に旅行をするための情報も揃えることが重要です。

また、発信する情報内容によって発信ツールは使い分けたほうが効果的です。

SNS では「なにこれ!」と興味を引くようなもの、Webサイトでは「なるほど!」と納得できる情報が適しています。

単発的な取り組みではなく、継続して発信を続けることが、訪日タイ人への訴求に繋がります。

日本旅行をより多くのタイ人に届けるために

ゴールデンルートをはじめ、関西や北海道を楽しんだ訪日タイ人リピーターが次に行きたい場所が地方です。

SNS とWebサイトを使い分け、リピーターの求める情報を発信する必要があります。訪日タイ人の動向を把握することで、より高い効果に結びつく集客戦略を行うことが可能です。

弊社は日本とタイとで連携し訪日旅行のプロモーションを円滑に進めるサポートを行っております。

現地での広告展開やWebメディアへの広告掲載、旅行会社の紹介など訪日タイ人を集客したいとお考えの自治体・企業様は、弊社のお問い合わせにてご相談ください。