週刊タイランドニュース:2021年9月17日

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今週も、9月11日から9月17日までの、タイ及びバンコクの情報をお届けいたします。

トップニュース:コロナ後の景気刺激策に、5年間で100万人の外国人をタイに誘致

タイ内閣は2021年9月14日、新たな長期滞在ビザの発給案を閣議決定しました。外国からの投資を促進し低迷する国内消費を刺激するために、外国人の現役高所得者や退職した富裕層らをタイに誘致する計画です。

タイ首相府のタナコン・ウォンブンコンチャナ報道官によると、この新長期滞在ビザによる外国人居住者をむこう5年間で100万人を目標にしており、5年間の彼らの消費や投資によって、外国からの投資で約8,000億バーツ、税金2,700億バーツなど、合わせて1兆バーツがタイ経済に注入されることを期待しているとのことです。

対象者

①高所得者
・50万米ドル以上の投資(FDI、タイ国債購入、不動産投資)、年8万米ドル以上の給与または年金(過去2年)、100万米ドル以上の資産

②退職者
・25万米ドル以上の投資(FDI、タイ国債購入、不動産投資)、年4万米ドル以上の年金
・投資がない場合は年8万米ドル以上の年金

③就労
・年8万米ドル以上の個人収入(給与・投資等、過去2年)
・修士卒以上の者、知的財産保有権者、シリーズAの出資を受け5年の就労経験のある者は年4万米ドル以上の個人収入

④専門家
・年8万ドル以上の個人収入(給与・投資など、過去2年)
・修士卒以上かつターゲット産業で5年以上の就労経験のある者は年4万米ドル以上の個人収入

恩恵

・国外所得(タイ国内に持ち込む場合を含む)に対する所得税免税
・④の対象者は国内所得に対する所得税減免(EECにおける減免措置に準ずる)
・配偶者および子供の帯同ビザ発給
・90日レポート免除
・土地所有権の付与
・タイ国外の雇用主のもとでの就労
・ワークパーミットの発給免除
・外国人1人に対しタイ人4人の雇用免除
・酒、たばこ輸入関税の5年間減免
・専用サービスセンター設置

最も大きな恩恵が「土地所有権の付与」とみられます。これまで外国人は土地の所有が認められていませんでしたが、近く土地所有に関する法令が改正される見通しとなっています。

その他ニュース

DON DON DONKIタイ3号店、「シーコンスクエア」で2021年10月1日オープン

日本で言う、驚安の殿堂ドン・キホーテ。タイではDON DON DONKIとして1号店がバンコクのトンロー地区に、2号店が同じくバンコクのラチャプラソン「The Market」内に出店しています。

そんなDON DON DONKIの3号店が、2021年10月1日(金)にバンコク郊外のショッピングセンター「シーコンスクエア」内にオープンします。

DON DON DONKIは、今後3年間で約10店舗の支店をタイ国内にオープンする計画とのことです。(参考:タイランドハイパーリンクス)

「Covid Free」に向け、飲食店関係者にワクチン接種

タイ保健省は10月1日を期限としたバンコク全飲食店コロナ感染0%計画「Covid Free」に向け、9月3日からバンス―中央駅で飲食店関係者に対するワクチン接種を開始しました。

同省は飲食店関係者のためのワクチンを優先的に用意し、交差接種形式(1回目がシノバック製、2回目がアストラゼネカ製)が採用されています。毎日約5千人に接種する予定で、未接種の飲食店関係者約6万人の1回目接種完了に約2週間かかるとのことです(参考:タイPBS)

タイ外務省、「テロ攻撃の脅威情報」について日本に確認

在タイ日本国大使館より「タイにおけるテロ攻撃に関する脅威情報」と題された緊急メールが、2021年9月12日午後3時頃(タイ時間)在タイ日本人に配信されました。この時点でタイ国内では、テロの情報について報じているメディアなどはありませんでした。

タイ国内の各報道によると、タイ外務省のターニー・センラット報道官は、タイでテロが発生する可能性が高まっているとの在タイ日本国大使館からの情報について、日本の外務省に問い合わせたと明らかにしました。

テロ情報について在タイ日本国大使館は関与しておらず、緊急メールは日本の外務省からの命令により発信されたとのこと、またその情報源については明らかにされていません。

同様のメールは、シンガポール、ミャンマー、インドネシア等の日本国大使館も在留邦人宛に配信したとのことです。

現地の情報を、現地の外務省が日本の外務省に問い合わせるという形になり、また情報源も明らかにされておらず、在留邦人には不安の声が広がっています。(参考:タイランドハイパーリンクス)

在タイ日本国大使館からの実際のメール

サイアムニラミットが閉館

9月15日、バンコク都内の大規模劇場「サイアムニラミット・バンコク」が、公式Facebook上で完全閉館を発表しました。

新型コロナウイルス感染症の影響で営業が困難になり、昨年従業員約500人の半数を解雇。今年3月から臨時休業し、今月に入り、残る従業員約200人に解雇を言い渡しました。

「サイアムニラミット・バンコク」は約4,000万ドルを投じて建設され、2005年に開業しました。2,000人収容の劇場、大規模レストランなどを備え、タイの歴史劇などの上演で人気を集め、バンコクの定番観光地となっていました。

「サイアムニラミット・バンコク」公式Facebookリンク

エラワン国立公園が観光客受け入れを再開

エラワンの滝で有名な西部カンチャナブリ県、エラワン国立公園のピラワット園長は6日、10日から観光客受け入れを再開すると発表しました。同公園は、ウイルス感染拡大防止対策により5月5日から閉園していたが、規制緩和を受けて約4カ月ぶりに再開を決断しました。

なお、再開後も園内での宿泊及びキャンプは禁止となっており、日帰り旅行のみとなっています。(参考:カオソッド)

エラワン国立公園

スワンナプーム国際空港 ランキングで66位に転落

航空業界専門の英調査会社スカイトラックスが空港利用者の評価をもとにまとめた2021年の空港ランキングで、前年3位のドーハ・ハマド空港(カタール)が初の1位に輝きました。

2位は羽田空港(2020年2位)。2020年まで8年連続1位だったチャンギ空港(シンガポール)は3位でした。

以下、4位ソウル仁川空港(2020年4位)、5位成田空港(同7位)、6位ミュンヘン空港(同5位)、7位チューリッヒ空港(同11位)、8位ロンドン・ヒースロー空港(同12位)、9位関西空港(同10位)、10位香港空港(同6位)、11位中部空港(同8位)でした。

東南アジアは他に34位ジャカルタ・スカルノハッタ空港(同35位)、55位クアラルンプール空港(同63位)。バンコクのスワンナプーム国際空港は前年の48位から66位に順位を下げました。

スワンナプーム国際空港

タイ国内の新型コロナウイルス新規感染者、累計感染者、新規死亡者、累計死亡者

9月11日から9月17日の1週間

▷新規感染者95,839人、累計1,448,792人

▷新規死亡者1,204人、累計15,124人  

ワクチン接種率*9月14日時点(参考:Our World in Data)

タイ国内総接種数:約4,030万回(前週約3,750万回)

必要回数のワクチン接種完了数:約1,240万人(前週約1,090万人)

必要回数のワクチン接種が完了した割合:17.7%(前週15.7%)*

△カンボジア59.2%(55.1%)△マレーシア55.3%(51.6%)△日本52.3%(49.5%)△ラオス25,9%(25.7%)△フィリピン16%(14.6%)△ベトナム5.8%(3.9%)△ミャンマー3.3%(3.3%)

祝日

9月24日(金):特別休暇(ラマ9世の追悼日)*2021年のみ

円⇔バーツ為替レート(9月)

【参考】OANDA

*様々な情報がインターネット上に流れております。不確定情報は鵜呑みにしたりご自身の解釈を付け足して他に拡散されたりすることが無いよう、宜しくお願いいたします。